2012年1月31日火曜日

目に見えないもの

心の中にあるもの
優しさ 



不安



全てが地球の上に存在するけど目に見えないもの、匂いも味も無いのに

どうやって感じたらいいのかな?五感を研ぎ澄ませて?

そんな気持ちを形にしてみたらきっとこんな感じかしら







…まるで原発みたい

ねえ
この国には目に見えない恐怖がいっぱいだよ



2012年1月25日水曜日

静止した空を見ていたら

たくさんの想いを剥ぎ取ることにしよう。
閉じ込めた感情を切り離すため
ぺりりぺりりと音をたてて薄く痛みを感じないようにゆっくり剥がすのだ。
そうしたら
きのうまで覚えてた記憶を外側にやってしまえるのでしょうね。

現実は穏やかに時間だけが経過し私はどんどん年を取り鮮やかだったあのころの記憶さえ
忘れてしまうの。
だから頑張らなくても記憶の消滅は簡単に出来てしまうはず。
なのになぜこんなに苦しくなったりするんでしょう。

でも何度も何度も思い出していくうちに劣化したコピーみたいに
どんどんもとの形が崩れていくの
本当のことかもわからなくなって最後には美しい思い出だけが存在したかのように

記憶すら書き換えてしまうんでしょうね。

だからそれは現実ではない内側にあるものでしかない
重たくて苦しくて泣けてくるような想いはもういらないの。
ぺりりぺりりり
ゆっくりそおっと
身軽になった私はきっと皺だらけの老人になってて
ニコニコと笑っているんでしょうね。

2012年1月7日土曜日

赤い

2012年がスタートしました。
お正月の思い出と言えば新宿の祖父の家。
九段会館での宴。
新年を迎えるとき、いつも温かい笑顔で私たち孫を抱きしめてくれた祖父母たち

いろいろあるけど18か19くらいのころその新宿の祖父母の家で着物を着せてもらって当時お付き合いしてる方とデートしたのを思い出しました。
うふふ、くすぐったい思い出ね。
 
その着物は母が若いころ着ていた着物を染め直して作ってくれたものでした。
鮮やかな紫色の地に江戸小紋
今思うととてもモダンで粋な柄でした。
新年 あけましておめでとうございます。


今年は何十年かぶりに大学の友人たちと新年早々集まりました。
会場となった有楽町はイルミネーションが「赤」でした。
今も志の高い連中との会話はとても刺激になりました。
そう、あの着物を着てたころ
いつもそばにいた仲間たち

みんなが大人になって、それぞれの20年の間にたくさんの経験と勉強をしてきた顔になってた。
おいしい中華をいただきながら過去の思い出におおいに笑いこれからの自分たちの未来に乾杯してまいりました。

昨日の色は暖かい思い出の色として記憶に残したい
そんな大切な「RED」でした。