2012年1月25日水曜日

静止した空を見ていたら

たくさんの想いを剥ぎ取ることにしよう。
閉じ込めた感情を切り離すため
ぺりりぺりりと音をたてて薄く痛みを感じないようにゆっくり剥がすのだ。
そうしたら
きのうまで覚えてた記憶を外側にやってしまえるのでしょうね。

現実は穏やかに時間だけが経過し私はどんどん年を取り鮮やかだったあのころの記憶さえ
忘れてしまうの。
だから頑張らなくても記憶の消滅は簡単に出来てしまうはず。
なのになぜこんなに苦しくなったりするんでしょう。

でも何度も何度も思い出していくうちに劣化したコピーみたいに
どんどんもとの形が崩れていくの
本当のことかもわからなくなって最後には美しい思い出だけが存在したかのように

記憶すら書き換えてしまうんでしょうね。

だからそれは現実ではない内側にあるものでしかない
重たくて苦しくて泣けてくるような想いはもういらないの。
ぺりりぺりりり
ゆっくりそおっと
身軽になった私はきっと皺だらけの老人になってて
ニコニコと笑っているんでしょうね。

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